とうふく

<商品特徴>
伊勢崎市に本店がある「妙ちくりん」(有限会社Rune)と佐波郡玉村町の「たまむらとうふ」(有限会社群馬包装トーフ)と共同で開発しました。練乳あんに「おから」、生クリームに「豆乳」を混ぜ、さらに群馬県のオリジナル品種である「やよいひめ」を入れた、ひと味違った大福です。練乳あんと生クリームの甘さに、やよいひめの酸味がマッチした商品になりました。邪魔にならないおからのざらざらとした食感を感じ、いちごが無くなっても最後まで美味しく食べることができます。自分へのおやつや、来客時のおもてなしにぴったりで、何度も食べたくなるやさしい味に仕上がりました。

<開発経緯>
私たちは、群馬県の魅力が詰まった新しい商品を開発しようと考え、群馬県のことを調べました。そこで群馬県はすき焼きの具材がすべて揃う「すきやき自給率100%」の県であり、すき焼き応援県を宣言していることを知りました。私たちは、そのすき焼きの具材の中でも、他の具材に比べてやや陰が薄い豆腐に注目しました。調べてみると、実は群馬県は豆腐類の生産量・出荷量が全国上位であったのです。しかしながら、私たちにはそのようなイメージがあまりなかったため、このことをもっと多くの人に知ってもらいたいと考えました。また、豆腐を製造する過程で豆乳を絞った時の搾りかすとして、おからもたくさん作られます。しかし、用途があまりなく、その多くが廃棄されていることも知りました。そのため、おからを使った商品を作ることで、廃棄削減に少しでも貢献できればと考えました。
商品の案としては、おからを使用したものは洋菓子が多いという自分たちの調査結果から、商品の新規性を出すためにおからを使用した和菓子にすることにしました。一方で、群馬県庁ぐんまブランド推進課へのヒヤリングにおいて、群馬県のオリジナルブランド品種である「やよいひめ」といういちごを群馬県としては推していることも知りました。それらをコラボレーションさせて生まれたのが今回の商品「とうふく」になります。
さらに、商品に使用しているおからと豆乳には、群馬県産大豆100パーセントの豆腐から作られたものを使用することで、群馬県の魅力が詰まった商品としての価値を高めるようにしました。